Citrus X paradisi 

ピンクなグレープフルーツ。

舞台について考える。

ただのお茶の間なのと色々忙しいのとで始めて早々ストップしているブログです。

そんなわたしですが、実は今月最初に予定の合間を縫って滝沢演舞城にお邪魔して来ました。もうだいぶ時間が経ってしまったけどそれを経て思ったことを少しだけそれをまとめようかなと。

演舞城は、最初は観に行くつもりは全然ありませんでした。これまでも滝様舞台とは無縁だったのであんまりチェックもしてなかったし勝手もよくわからず、今年は久しぶりに演舞城をやるのね~ってその程度の認識でした。ところが。初日の幕が開いてみると、事前に発表されていた出演者のほかに高校生無所の面々もいるではありませんか。それから毎日毎日気になるあの子のレポを読んでいるうちにどーうしても観に行きたくなって、観劇済のフォロワーさんに色々教えていただいたりどうにかこうにか予定を調整したりして、なんとか観に行くことができました。感想としては、結構無理して詰め込んだけど本当に行ってよかったなと。素人ながらも滝様作品やカンパニーの魅力が少しわかった気がしました。そしてそのような舞台に立てるJr.たちって素敵だなと思いました。

わたしは、SHOCKに岸くんが出演することが決まった時も例にもれずそうだったのだけど、正直これまで自分の好きな子が舞台班になるのはあんまり好ましく思っていませんでした。それは、わたしがお茶の間ゆえテレビの前で手軽に楽しみたいからとか、やっぱり歌い踊るキラキラアイドルが好きだからとか、色んな理由があって。でも単純に舞台の世界を知らなさすぎたっていうのもあるんだろうなと演舞城を見て思いました。こんな素敵な舞台ならむしろ何度でも踏んでほしいなって。もちろん、せっかくこの事務所に入ったのなら歌って踊ってほしいって気持ちもあるしファンとしてはうちわだって振りたい。だけど、自分の応援してる子が毎日毎日ナマの舞台でがんばって成長していってて、(チケットのある限り)それを観に行けるなんてこんなに贅沢なことはないのではないかってことに気付きました。

そして実は、これまでは目的がJr.だとしてもメインの演者目的でしか現場に行ったことはなくて、いわゆるバックのJr.を観ることを目的に現場に足を運んだのは今回が初めてでした。だけど本当に大満足の舞台で、彼の春のお仕事がこの演舞城だったことが誇らしいし、それを自分が観に行けたこともとてもうれしかった。Jr.担の気持ちが少しわかった気がしました。と同時に、彼だったからこそそう感じられた部分もあるのかなってふと思いました。これまでのアイドルに対する自分のスタンスと彼に対するスタンスが少し違うというか。ひとりの演者として好きなんだなあって思います。だから、これから彼がいわゆる舞台班になったとしても悲しいとは思わないし、むしろ舞台班になってくれたら足しげく現場に通えていいかも…なんて考えるようになりました。昔から食わず嫌いの傾向は割とあるけど、見事に食わず嫌いを打ち砕かれた演舞城でした。

とはいえ、次なる現場は夏。今度は歌い踊る姿が見られるんじゃないかなってこっそり期待しています。うちわを振るのも今から楽しみです。